熊本ラーメンの歴史トップ
>開店エピソード
昭和二十九年初代 (故)山中安敏
味千社長 (故)重光氏
友人 木村一氏
この三人が玉名市においしいラーメンがあるので食べに出掛けたのが始まりでした。
昭和二十九年春 熊本市浄行寺町の空き店舗を借り、木村氏と共同でラーメン店を開業する。
しかし、国道沿いのため通行客は少なく三ヶ月で閉店する。その後直ぐ市内広町(上通りの近く)に山中と妻千津子と久留米ラーメン店で修行した若い職人の三人で十月より開店。(ラーメン一杯50円)
当初開店した浄行寺の店はパチンコ店となり、その後二年後位に家主がラーメン(松葉軒)を開店していた。元祖熊本ラーメンと記してあるが違う。
当時ラーメン店は他になかった。チャンポンが多かった。開店当時の味付けは専ら久留米ラーメンに準していた、ラーメン専門店としての満足度に物足りなく、もう一味を追求する日々の中に「にんにく」に到達した。このにんにく加工の試行錯誤の末現在の「にんにくチップ」となって熊本ラーメンとなる。
味を確立した頃、毎晩食べに来ていた画家の平林武良氏が絵では食べてゆけないのでラーメンを副業としたいと懇願された。
ラーメンを広めるため指導し二本木町に「黒亭ラーメン」店を開業した。その後平林氏の絵の弟子の田上氏によりラーメン店を出したいと頼まれこれ又下通りに「こだいこラーメン」として指導開店させた。場所柄繁盛していたが閉店し「こだいこ」の名義を他人に譲渡したようだ。
▲昭和30年代 本店
右側:初代社長「山中安敏」 他:当時従業員
▲昭和29年〜30年頃 広町店 現会長山中千津子
清水に駐屯していた米軍のカメラマンが朝鮮戦争にいかなければならないので記念に撮影した写真
▲昭和39年
店の当時従業員と
▲昭和39年
今関鷲人画伯の指導により、上通りのすべての包装紙で
壁を装飾
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